正月二日

昨日の地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。 寒さ厳しき折、せめて、体調を崩される方が一人でも少ないことを願ってやみません。 新年のお祝いは、控えさせていただきます。 以下、ご挨拶のみ、ほんの気持ちだけ。 ここ数年、どんなにサボっても大…

いつの間にか大晦日

わわわわわ!!!! もう大晦日。というより、もうじき年が明けてしまう。 すみません。今年も真面目に更新しませんでした。 で。 その後ですが。 茶白のお嬢さんは、しっかり我が家に居座っています。 いや。 もう、「お嬢さん」なんてもんじゃないな…。 友…

栗助くんの無駄にデカい話

今日は趣向を変えて、栗助くんのハナシである。 ハイ、正直に言います。これはもっと前に、茶白お嬢さんが来る前に投稿しようと思っていた話である。例によってサボっているうちに時期を過ぎてしまっただけ。 もう今更感いっぱいであるが、ご勘弁いただき、…

ファーストコンタクト

三日目である。 昨夜からは栗助もご飯を完食するようになった。アタゴロウはもとより平常運転。お嬢さんの方は、初日はウェットを残していたのだが、それは食器のせいでもあったのだと思う。玉音が仔猫時代に使っていたティーカップによそっていたのをやめて…

ものぐさ男と囚われの乙女

誰も住んでいなかったはずのその屋敷に異変が生じたことに気付いたのは、おそらく、クリストファーただ一人だった。いや、今にして思い返すと、アタンリーは彼より先に気付いていたのかもしれない。だが、世慣れた男は、見ないふりを決め込むことに慣れてい…

栗助くんのついでの話

すーっかり忘れていたが、明日は栗助の「うちのこ記念日」である。 と、いうタイミングに、これまた恐縮なのであるが。 実は今日、また、新しい猫が来た。 この子。↓↓↓ 女の子。 推定七か月過ぎ。中猫である。 トライアル中なので、まだ詳細はヒミツ。 え、…

栗助くんの鬼退治の巻

栗ちゃーん、カメラこっちだよーーーっ!!! え、そんな家来でいいの!? …で、誰が鬼だってぇ!? こうして、勇敢な家来の突撃により、 二匹は無事、鬼からごはんをせしめましたとさ。 めでたし、めでたし。

ごたごた荘のすぐまえに

昨年の五月下旬である。 慌ただしく人が行き交うフロアの片隅で、二人の女が小声で話し合っていた。 いい歳をした大人が二人。どちらもすこぶる真剣な表情である。だが、もし、誰かがその会話を盗み聞いたら、思わず吹き出していたかもしれない。そのくらい…

クイージハットル卿のラフプレー

不意に顔に強い衝撃を受けて、クリストファーは思わずよろめいた。何が起こったのか、とっさに理解できなかった。痛みは後からついてきた。左の頬がひりひりと焼けるように熱く、それが次第に、じんじんとした鈍い痛みに変わっていった。 横面を殴られたのだ…

既成事実の勝利

本日付で、茶トラくんを正式に「うちの子」にした。 この一か月の間に目覚ましい進展があったのかと言えば、別にそういうわけではない。 要するに、既成事実を積み上げて、何となく「もういいでしょう」になっただけのことである。 決断のきっかけは、あるよ…

新しい年が明けました

喪中なので、おめでとうはありませんが、 今年もよろしくお願いいたします。 写真は、実家のりり。 現在、十七歳。今年の五月で十八歳になる。 すっかり痩せて動きも緩慢だが、良く食べ、良く出し、おかげで毛皮はピカピカ。若い時と変わらず、ミンクの手触…

今年もお世話になりました。

今年の一月一日の写真である。 ずいぶん昔のような感じがする。 五月に玉音ちゃんがこの世を去り。 九月に茶トラくんが登場。 最初は引きこもり男子だったけど。 だんだん外に出るようになって、 今日に至る。 顔が変わったなと思う。 最初はやはり、緊張し…

参加することに意義がある

早いもので、また一か月経ってしまった。 トライアル期間の切れ目である。 だが、今度は、あまり悩まなかった。すでにトライアル延長をお願いした。 何しろ、アタゴロウがハゲハゲなのである。今のところ改善の傾向はない。 そうなると、こちらは常にアタゴ…

冬来りなば春遠からじ

実は、アタゴロウがハゲだらけである。 このほかにも、体中にある。一つ(手術痕)を除き、いずれも過剰グルーミングによるもの。 過剰グルーミングは、必ずしもストレスによるものではない、という知見もあると聞いたことがあるが、この場合は、まあおそら…

とりあえず…

書きたいことは色々あるのだが、先週、残業続きだったためか、今週末は、土日とも大寝坊プラスうたた寝連発。従って時間が足りない。なので簡単に経過のみを。 前回のブログを更新した後、猫カフェさんにメールを送った。 実は、ブログを書いているうちに心…

どうする家猫

茶トラくん、南側へ進出開始! 冒頭の写真。 おそらく、たいていの人には何だか分からなかったことと思うが。 解説すると、白い部分がカーテンである。さらに言えば、我が家のリビングの、南側の掃き出し窓である。 猫のお尻は、茶トラくんのもの。 つまり、…

学習しない男

本当に微妙だけど、ちょっと距離が近付いてきたかな。 まだ近付き過ぎるとお互いシャーを言うのであるが、細かく見ていくと、お互い近付かなくていい時に、敢えて寄って来たりするのである。 アタゴロウが、二階にある茶トラくんのご飯を盗み食いしていると…

ジャングルジム登ろう

茶トラくんに、高所ブームの予感…。 一か月過ぎてもケージ暮らしの茶トラくん。 まだケージにいる、と話すと、たいていの人に驚かれる。私自身は、もちろん驚きはしないのだが、毎日、帰宅して、彼がいつものクッションの上にいるのを見るたびに、しみじみと…

北北北に進路を取れ

引き続き、茶トラくんの状況報告である。 亀の歩みとはいえ、彼なりに馴染んできている、とは思う。 撫でさせてくれるようになった。二回に一回は。 今日は、はじめて、撫でられながら小さい声で「ゴロゴロ」を言ったので、一応、喜んだものと思われる。 「…

その後の茶トラくん

取り急ぎ、経過報告を。 茶トラくんのトライアルは四週間を経過し、さらに一か月延長になりました。 理由は、彼がまだケージから出て来ないから。 十四日で四週間が経過。この時点ではまだ引きこもり中で、アタゴロウとの接触がほとんどなく、相性を見るに至…

茶トラくん、三週間経過。

茶トラくんが、北側の部屋のクッションにおしっこをした。 そう。 それも、これまでに、二度。 一回目は、十月六日木曜日。 帰宅して、何だかニオうな、と思ったら、やられていた。 現場を抑えたわけではないので、アタゴロウの犯行である可能性もあるのだが…

茶トラくん、二週間経過

我が家に来て二週間になる茶トラくん。 さすがに二週間も経てば、新しい環境にもだいぶ慣れたようで、現在は、 ケージ生活を満喫している状況である。 ここの暮らしがそこそこ気に入ったのか、のんびり気ままに過ごしているが、それで満足しているらしく、ケ…

夜更けの忍者 赤茶毛

女は思わず、ハッと息を呑んで立ち止まった。 (あれは…) 女が見ているのは、小路のはずれに建つ廃屋である。壁も屋根も穴だらけで、もう何年も住む者とてないそのあばら家の戸口から、見慣れぬ男が顔を出していた。 短い秋の日は落ち、すでに夜更けと言っ…

アタオとチャトレット

その後の茶トラくんであるが。 七日目の今日も、ケージに絶賛引きこもり中である。 ケージの覆いは、いったんフルクローズに戻した。何しろ、ガチの引きこもり青年である。一部でもオープンすると、布で隠れていない部分には近付こうとしないのだ。 我が家の…

お、ねだん以上♪

ご覧のとおりである。 新しい猫が来た。 と言っても、来たの一昨日なんですけどね。(笑) まだトライアル中なので、詳細は書かないが、 「茶トラ・男子・二歳」である。 前職、カフェ猫。 玉音がいなくなってから、アタゴロウが暇すぎて、構え構えとうるさい…

カテーテルに花束を

日本の多くの小中学校で、夏休みが終わってから、すでに二週間近く経つ。 私はもとより、夏休みの宿題を八月三十一日にやるタイプである。いや、正しくは、我が家の場合、宿題を終わらせる期限は三十日だったのだが、締め切り直前になってから突貫工事で片付…

エンゼルケア

今朝、天使が私のもとを飛び立った。 玉音は帰らぬ猫になった。 享年七歳九か月。 そろそろ治まるかと思った出血がまた増えてきて、はっきりと赤い色をした唾液が、口から滲み出るのを見たのが、十一日水曜日の夜。 翌木曜日、急遽、歯科病院に玉音を連れて…

マリア・マグダレーナ

これは夢だろうか。 まどろみから覚めかけた私の額を、オリーヴ色の美しい二つの瞳が、まっすぐに見下ろしている。 (ああ、玉音ちゃん…) 玉音ちゃんが私の枕元に座って、私をじっと見つめていた。 しかも、彼女の顔は、中世の宗教画に描かれる光輪のような…

玉音ちゃんのこと

(2022年3月27日撮影) ずっと放置していたこのブログに、急に投稿する気になったのは、単に、記録を残すべきだと考えたからである。 私自身のために。 だから、この文章は、読み物として面白くあることを意図していない。読んで下さる方には、先にそのこと…

新年おめでとうございます。

本日午前撮影。 これでも渾身のツーショット。 姉に見せたら、 「これが?」 と、鼻で笑われた。 普通、この距離感ではツーショットとは呼ばないらしい。 しかし、屈辱を思い返しながら、写真を編集していたら… ふと見たら、目の前にこんな光景が! キミたち…