夜。 灯りを消して、布団に入る。 ほんの一呼吸置いて、掛布団の上に誰かが乗る気配がする。 (ああ、玉ちゃんだ。) ダメでもアタでもない。乗る場所と重さと、乗り方で分かるのだ。ダメはしばし布団の上を徘徊し、最終的に私の体からちょっと離れた位置に…
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