撮る側も撮られる側も、タイヘン。
写真は、最近のベストショット(と、自分で思っている写真)。
ムムが分身したわけではない。鏡の前でのショットである。
何が自慢かと言うと。
鏡を撮っているのに、カメラも私も写ってないんです。
写真の上の方は切れているが、切れた部分にも、本当に写っていない。
これを撮るために、風呂場の入口の壁に、一生懸命身を隠した。
ほとんど、「明子お姉さん」である。
この写真も、本人的には「よく撮った!」と思っている一枚。(ブレてますが。)
ごはんを求めて、洗面台に顔を乗せるダメちゃん。
我が家の洗面台、ごく一般的な高さである。そこに顔が乗ってしまうのだから、ダメちゃんの胴が長いことは、これで証明(!?)できると思う。
これも、なかなか撮れない写真であった。
顔が乗ると言っても、彼も精いっぱい伸びあがって後ろ足立ちしているので、この体勢は数秒しかもたない。
それに、私が近くにいると、洗面台より私に向かって訴えるので、なかなかこの状態になってくれないのである。
これを撮るために、どれだけ猫どもを焦らしたことか。
ごめんよ。悪かったよ。
私は写真が苦手である。
猫を撮るのって、結構難しい。
それも、毎日違ったショットが必要となると。
寝ている写真などは撮り放題だが、起きて活動している写真は、なかなか思うように撮れないものである。
特に、我が家は節電のため、電球をかなり間引いているので、夜間は照明が暗い。さらに、ほとんどが「電球色」である。ストロボ撮影ができない分、シャッタースピードが落ちるし、ISO感度も上げてあるので、ブレブレ写真や、ザラつき写真の山である。
さらに。
私の技術的な問題なのだろうが、なぜか、ブログにアップすると、さらに画質が落ちる。
ヨソサマのブログを見ると、鮮明で綺麗な写真ばかりなのに。
ちょっと悲しい。
ただし、ブレブレ写真は、時々、期せずして面白いショットになる時がある。
最後は、失敗だけど気に入っている写真。
題して、「目を回す家主」。
時は、猫どもの夕食時。前の写真と同じ時である。
なかなか写真が撮れず、猫も空腹だが、写真を撮っている家主自身も、空腹が限界に達し、あ、目が…
この後、夕食の準備の途中で使いモノにならなくなった家主を見捨て、自力でメシをゲットしようとしているダメちゃんの写真が、先程の洗面台の写真だ、ということにしておこう。
じゃあ、誰が撮影したのか。それは、永遠のミステリである。