謹賀新年2016


(これでも渾身のスリーショット)
 
 
 今年もよろしくお願いします。
 
 
 今朝もアタゴロウは、カリカリを残した。
 残ったカリカリは、ダメちゃんがキレイに平らげた。
 玉ちゃんは、押入れの中で朝ご飯を食べた。
(エサヤリの鬼婆が、ごはんをデリバリーした。)
 
 
 姉の感想。
「あのとき、内心、心配になったのよね。こんなに食べさせたら、誰かお腹壊すんじゃないかって。」
 だが、誰もお腹は壊さなかった。
「でも、まあ、満腹したら残すだろうと思って。」
 だが、結果的には一粒も残っていなかった。
「ダメちゃんには、言い聞かせたんだけどね。あんまり食べ過ぎるんじゃないよって。」
 残念ながら、それは通じなかった。彼の辞書には「食べ過ぎ」という文字はないからだ。
「りりちゃんは、このごろ、ちゃんと残すんだけどねえ。」
 りり。仮説・ダメちゃんの生き別れの妹で、かつては“満腹中枢が壊れている”と言われた女。
 ダメちゃんと歳にして三ヶ月しか離れていない彼女も、足るを知る年頃になったと言うのに。
「まあ、考えようによっては、ダメちゃんって凄いわよね。あれでお腹壊さないんだから。」
 そう。
 ダメちゃんは、凄いオヤジなのだ。
 恐るべきおっさんなのだ。
 
 

(恐るべきおっさんの後姿。本日撮影。)
 
 
 ともあれ、昨夜から今朝にかけて続いた、Dブランドのスメールプロダクツ(品質良好)の年越大放出セールは、ようやく品切れになったらしい。
(新年早々、こんな話ですみません。)