毛深い男
昨日に引き続き、ダメちゃんのイケメンショット。
偶然撮れた写真なので、耳が切れているのが残念なのだが、あまりの色男ぶりに、急遽、採用決定。
なお、この写真は本文とは直接関係ありません。
さて。
こんな色男のダメちゃんであるが。実は…、
(小さな声で)抜け毛大魔王なんです。
手で触れると、重量感すら感じるような、密度の濃い毛皮。
三味線屋より毛皮屋に持って行った方が、高く売れるんじゃないかと思うくらい。
それゆえ、冬は、本当にいつまでも触れていたくなるような、素晴らしい毛皮、なのである、が…
が、しかし。
夏場は、ちと困る。
さらに、今のような季節の変わり目は、
彼の走るところ、もうもうと硝煙、もとい、毛煙が立ちのぼるのであった。
猫を飼う場合の毛害(?)は、毛の長さより量による。
現に、ミミさんは半長毛であったが、ミミさん一匹の時には、抜け毛はさほど気にならなかった。
ヨメもちょっと毛が長い、いわば四分の一長毛くらいであるが、こいつの毛も、ほとんど目立たない。
我が家を汚染しているのは、ひたすらダメの毛である。
まあ、ミミさんにしてもヨメにしても、基本色が黒なので、人間の毛と見分けがつきにくいという事情はある。だが、ブラッシングしてみると分かる。抜け毛の量が圧倒的に違うのである。
関東地方では、そろそろ猫の換毛期。
うちの猫どもも、手触りがザラついてきたので、本日は久々に気合を入れてブラッシングしてみました。
結果は、以下の通り。
うーん、まだまだ、だな。
最盛期には、この三倍くらいいくもんね。
ちなみに、ヨメですが。
こいつは、私のすることは基本的に何でも拒否することにしているらしいが、ことブラッシングに関しては、珍しくあまり抵抗しない。
もちろん、長くやると逃げるので、慣らし程度に背中を何回か梳いてみたのだが、大して収穫はなかった。
ラバーブラシにうっすらと絡まる程度で、最盛期のダメを素手で撫でたときにも至らなかったことを、ここに大いなる喜びとともに報告しておく。
毛深いのが一匹で済んで、心底良かった…。